ベネズエラ文化週間が東京でのガラ・コンサートで終了
「日本におけるベネズエラ文化週間2016」:チェオ&ダビド・ウルタード・デュオの来日ツアーが東京でのガラ・コンサートで終了
ベネズエラ伝統音楽の名手、チェオ・ウルタードとダビド・ウルタードが「日本におけるベネズエラ文化週間2016」により来日しツアーを行いました。姫路・大阪・駒ヶ根・豊橋・国分寺で公演し、11月18日(金)に東京でのガラ・コンサートで全国ツアーを締めくくりました。
駒ヶ根市と豊橋市では、高校生と音楽交流を実施。高校生が琴や三味線などの和楽器を披露し、チェオとダビドがベネズエラの伝統楽器クアトロを演奏するなどの交流を行いました。東京大学では、6曲を選んで演奏・技法・表現を学ぶワークショップやマスタークラスを開講。さらに、東京大学駒場キャンパスに拠点をおく学生ベネズエラ音楽合奏団、「エストゥディアンティーナ駒場」のメンバーに加わって演奏しました。
全国6都市での公演では、ベネズエラ音楽に熱い関心と好意を持った日本の観客でホールはほぼ満席となり、盛大な拍手や温かい支援が送られました。
会場販売用にベネズエラから持参したCDは早期に売り切れ、急きょ日本のレーベルからも入荷して販売。以前に東京大学の石橋純教授プロデュースで録音されたCDは入荷ののち完売となり、全体で100枚以上が来場者の手に渡りました。CDを購入したファンへのサイン会も行いました。
チェオとダビドは11月20日、楽しい日本ツアーができたことに喜び、また近い将来に日本に戻って両国の絆をより深めたいとの願いを口にして、帰国の途に就きました。
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(左)チェオ・ウルタード (右)ダビド・ウルタード