まもなく、恒例の「日本におけるベネズエラ文化週間」が始まります。今年も嬉しいサプライズを用意しています。

数年越しにチェオ・ウルタードとダビド・ウルタードが日本に帰って来ます！しかも兄弟デュオとして演奏を披露してくれるのです。

チェオ、ダビドとも、自らの愛器クアトロ（四弦ギター）を携えて来日します。チェオは言わずと知れた世界の天才奏者、兄のダビドももちろん名手です。二人とも90年代以降、様々なベネズエラのバンドと共に来日し、日本列島の多数の都市でコンサートを開催してきた経験を持ちます。

クアトロはベネズエラの国民的楽器で、四本の弦を持ち大きいウクレレといった形状の楽器です。スペインギターの起源に当たり、16世紀にヨーロッパの船乗りたちによりアメリカ大陸にもたらされました。その当時は簡素な伴奏用の楽器でしたが、その後歴史とともに進化し、現代では一握りの名演奏家のみが弾きこなせる非常に完成度の高い楽器となっています。
日本でクアトロのソロコンサートも開催したことのあるチェオですが、今回はベネズエラのもう一つの代表的な楽器、バンドーラも披露します。バンドーラもクアトロと同じく4本の弦を備える弦楽器ですが、クアトロとは異なる演奏技術を要し、異なった音色を響かせます。

チェオ＆ダビド・ウルタード　デュオは、今月11月に全国6都市でツアーを行います。
公演日程は以下のとおりです。

◎公演日程
11/8 （火）18:30～　姫路キャスパホール（兵庫県）
11/9 （水）18:00～　大阪市立阿倍野区民センター（大阪府）
11/10（木）18:30～　駒ヶ根高原美術館ホール（長野県）
11/13（日）16:00～　穂の国とよはし芸術劇場PLAT（愛知県）
11/15（火）18:30～　国分寺市立いずみホール（東京都）
11/18（金）19:00～　白寿ホール（東京都／全席招待・一般販売なし）

チケット購入についてはこちらのパンフレットをご覧の上、各会場主催者にお問合せください。