大きいものでは380㎏にもなる個体もいるという
世界最大級のオリノコワニは、
まさにオリノコ川の主でしょう
オリノコワニ
学名:Crocodylus intermedius
爬虫類の中でも大きなもので、世界でも最も大きなワニの種類に属します。攻撃的で6・7メートルの長さに達します。静かに獲物、カピバラ、鹿、水鳥などを狙います。
その大きさ故、地元住民から恐れられています。人間を襲うと思われていますが、身の危険を感じない限り襲ったりはしません。
メスは1月や2月の乾季に川の水位が下がるとき、浅瀬や砂浜に産卵します。一回の産卵で15から70、平均40個の卵を産みます。メスは孵化の頃まで、およそ90日、巣の近くで暮らします。雨季が始まるころ孵化が始まります。
自然界では激しい狩猟により、今ではあまり大きなものを見ることが出来ません、せいぜい430kgで全長5mぐらいです。メスの方が小型で約200kg、全長2mぐらいです。
乱獲の影響で絶滅の危機に瀕していましたが、1979年以降は保護されています。