16世紀に建設され、かつての姿を今に伝える
ラ・ベラ港は、コロ市とともに
世界遺産に認定されています
コロ市街とその港

ファルコン州メダノス・デ・コロ国立公園
コロ(Coro)は、カラカスの西、約180kmにある港町で1993年12月9日ユネスコ世界文化遺産に登録されました。初期の入植者であるスペインのコロニアル様式と、コロの対岸の島を支配していたオランダのバロック形式とが融合した街並みを見ることが出来ます。
コロ、正式名称サンタ・アナ・デ・コロは、ベネズエラの西部に位置し、ファルコン州の州都でもあります。
カリブ地域では他に見られない泥土の建造物、スペインとオランダの建築様式の融合、1527年に出来た町で、ベネズエラの中でも古く、建設当時のものも現存します。コロとその港(ラ・ベラ港)はその美しく歴史的な建造物郡により世界遺産に登録されました。ボリバル広場に面したカテドラル(大聖堂)は16世紀の建造物でベネズエラで初めて建てられた教会です。コロは植民地時代の伝道の中心地でした。

コロニアル様式の家と灯台
メダノス・デ・コロ国立公園

ファルコン州鉄柵の窓の家(1765年)
メダノス・デ・コロ国立公園は、コロ市の北部に位置する美しい砂漠地帯です。海中の砂を海岸に向けて流れ寄せる潮流と、海岸線に堆積した砂を内陸に吹き込む風の働きによって出来上がった美しい砂丘が見られます。