アントニオ・ラウロ作曲の『ナタリア』に魅せられて。
ベネズエラのワルツは南米らしく情緒豊かで情熱的、
それでいて軽快な音階に心が震えます
ナタリア (クラシックギターのためのバルス)
ベネズエラでは弦楽器が非常に好まれており、クアトロ(ウクレレを大きくしたようなベネズエラを代表する楽器)やギターが特に人気があります。作曲家アントニオ・ラウロは、優れたギター曲を残したことで世界のクラシックギター奏者に知られる存在です。中でも『ナタリア』などは、あらゆるギタリストや中南米クラシック音楽の奏者にとって「マストな」作品です。
この美しいバルス(中南米の土着化したワルツ)はギター界のほぼ全音楽レーベルから出版されてきました。もちろん、何千人という全世界のギタリストにより演奏され、日本人ギタリストにもコンサートやCD・ビデオ録音等で演奏している方がいます。皆さんもきっと、この美しいメロディーを聴けばすぐにお分かりになるでしょう。
以下、3名のギタリストによる演奏をご紹介します。
アンドレス・セゴビアの演奏:
https://www.youtube.com/watch?v=AhRFh_bNq4c
アリリオ・ディアスの演奏:
https://www.youtube.com/watch?v=mXpe1XxxJhY
ジョン・ウィリアムスの演奏:
https://www.youtube.com/watch?v=r_JbU14Bi4E