終着点は標高4,765m。
世界一高所にある
メリダのロープウェイからの絶景をご覧あれ!
メリダのロープウェイ、世界一高い所を結ぶ。
「ムクンバリロープウェイ」は世界一の高所にあるメリダ州の観光スポット。長さは世界で2番目で、1番目との差はたったの500メートル。ロープウェイはメリダ州、シエラネバダ国立公園にあり、メリダの町と標高4765メートルのピコ・エスペーホ峰山頂を結びます。
このロープウェイには4つの区間があります:
まずはメリダの町のバリニタス駅(標高1577m)からラ・モンタニャ駅(標高2422m)。眼下にはメリダの美しい街並み、正面には「眠る巨人」と呼ばれる、横たわる巨人が上を見ているような姿の山を見ることが出来ます。
次はアグアダ駅(標高3452m)からロマ・レドンダ駅(標高4045m)、この区間では下にはメリダの谷、見上げればベネズエラで一番高い山、ピコ・ボリバル峰を見ることが出来ます。ロマ・レドンダ駅では標高の高さと寒さを感じることが出来ます。すでに富士山を超える高地です。体を高さに慣らすため、ゆっくり歩く必要があります。
ここで終着点ピコ・エスペホ駅への切符を買います。終着点は標高4765m、ピコ・エスペホ峰山頂の近くです。黒い湖(ラグナ・ラ・ネグラ)などを見下ろす事ができます。右手にはレオン山。駅に降り立ったら展望台から正面にベネズエラ最高峰のピコ・ボリバル峰、横にはピコ・フンボルト峰とピコ・ボンプラン峰が望めます。ここまで登るには6時間かかり、しっかりした装備と身体の準備が必要です。
なぜピコ・エスペホ(「鏡山」)と呼ばれるのか?それは頂上に白雲母の結晶があり、これが、太陽の光を浴びて鏡のように反射するためです。