第一回ベネズエラ映画祭の開催(10/23~25)
10月23日~25日、インスティトゥト・セルバンテス東京にて第1回ベネズエラ映画祭が開催されることとなりました。運営組織の報道発表を以下に掲載します。
映画祭の観覧には、以下のページから事前申込みが必要です(無料)。
インスティトゥト・セルバンテス東京イベント申込みサイト:
https://cine-venezolano.peatix.com/view
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@VenFilmFestJapan
報道発表
第一回ベネズエラ映画祭が日本で開催されます。
2018年10月23日~25日
インスティトゥト・セルバンテス東京で、10月23日~25日、第一回ベネズエラ映画祭が開催されます。映画祭では長編2本、短編4本の上映のほか、”ベネズエラ体験”ができるアクティビティーを催します。
今年、日本とベネズエラは修好80周年を迎え、映画、音楽、料理を通じて日本の人々にベネズエラ文化を知ってもらう理想的な機会となっています。映画祭で上映される作品は、いずれも映画評論家らから評価されたものばかりです。
駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使、セイコウ・イシカワ氏は次のようなコメントを寄せています。「両国の修好80周年記念の一環として、ベネズエラ映画を日本国民の皆さんと共有することができ、駐日ベネズエラ大使館一同大変喜んでいます。来年以降もこの行事が続き、ますます影響力を増しているベネズエラ映画人らの作品を通じて私たちの文化、アイデンティティーや現実に関して知ってもらい、交流がなされることを願っています。東京での第一回ベネズエラ映画祭に、たくさんの愛情と熱意をもって、皆さんをお誘いします。」
また、映画祭のゼネラル・ディレクター、ルサ・メディナ・ゴンサレス氏は、「第一回ベネズエラ映画祭は、日本にベネズエラ文化を知らせたいと願う国外在住のベネズエラ人グループによる独自プロジェクトです。日本人はベネズエラについてほとんど知りません。毎日のように、食事や習慣などについて聞かれます。今回は、映画を通じて私たちを理解してもらう素晴らしい機会になります。」と語っています。
La Distancia Más larga 『はるか遠くの地』 1時間53分
イベロアメリカ・プラチナ賞 デビュー作賞受賞(2015)
一つの国が持つ二つの顔。暴力的で無秩序な大都市でもあり、地球最古の山々を抱く天国でもある。それぞれ対照的な、しかし共に重大な時を生きている二人の主人公。そして、展開される二つの無鉄砲な旅――国を横断する子どもの冒険と、行けば帰ることはない、しかし自由で迷いのない旅。運命は、必然的に二人―孫と祖母とを出会わせる。お互い会ったことはなかったが、二人は切ることの出来ないサイクルの一部をなしている。やり直すチャンスが訪れるが、そこに”本人の自由意志”が立ちはだかる。全ては私たちにこう語りかける。「運命はただ一つ、君が選ぶ道だけだ。」
La Casa del fin de los tiempos 『マザーハウス恐怖の死者』 100分
ベネズエラ映画初のホラー・サスペンス。アレハンドロ・イダルゴのデビュー作。
ドゥルセは、二人の息子レオポルドとロドリーゴ、夫フアン・ホセと共に古い家に住んでいた。その家で、ドゥルセは暗闇で亡霊に出会い、悲惨な経験をする。30年後、年老いた彼女は残りの刑期を自宅軟禁で過ごすことになり家に戻る。彼女は神父の助けを借りて、自分を長年苦しめてきた悲劇の謎を暴く。
La Mora y el Cocuyo 『ラ・モラとコクヨ』 10分
長い旅の途中、コクヨ(ホタル)はモラ(木苺の木)に出会います。モラはコクヨに求婚しますが、コクヨは枯れかけて葉の落ちてしまったモラに恋をしたくありません。時間が経ち、二人は再び出会います。モラは美しくなっており、コクヨは求婚に応じなかったことを悔います。
・・・すれ違った愛を描くこのペモン族のお話は、どのようにしてホタル(コクヨ)が光るようになったのかを語ります。
監督イサイアス・ペレスは、幼少時からこの児童書に深く惹かれており、そのアニメーションと物語から着想を得ました。本作の撮影には、カットアウト(切り絵)アニメーション技術が使用されています。
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