ベネズエラの古典文学、ロムロ・ガジェゴスの「ドニャ・バルバラ」が日本語に翻訳され、紹介されました。
2018年2月1日
インスティトゥト・セルバンテス東京において、本書の翻訳家寺尾隆吉氏、ベネズエラ人教授グレゴリー・サンブラノ(計画の推進者でもあり、一番の協力者)、小楠栄三教授らイスパノアメリカの専門家、ラテンアメリカの大使グループ、日本人学生やベネズエラの友人らの前で、ベネズエラ古典文学「ドニャ・バルバラ」の日本語翻訳版が紹介されました。
教師、作家、政治家、そして民主的に選出された始めての大統領である、ロムロ・ガジェゴスは、この作品でベネズエラの平野でのバルバラの感情や経験を繊細に、好意を持って細部まで表現しています。
日本の皆さまに向けた寺尾隆吉教授によるその精髄は、現代企画室から「ロス・クラシコス」シリーズ9として出版され、日本の主な書店で入手できます、
駐日ベネズエラ大使セイコウ・イシカワはこのプレゼンテーションはベネズエラと日本の国交樹立80周年の記念行事の一部として行われたこと、また「ドニャ・バルバラ」が始めてスペインで出版されて(1929年)89年にあたり、ベネズエラとコロンビアの平原(ジャーノス)の歌がユネスコにより無形文化遺産に認定されたことを強調しました。
イシカワ大使は寺尾隆吉教授にベネズエラの文学と文化の普及への貢献に感謝し記念のプレートを授与しました。また、出席者全員に、ベネズエラや中南米で評判のこの本を通じてベネズエラのサバンナを訪問するよう誘いました。