■ベネズエラ企業がFOODEX 2017に出展

2017年3月7日、FOODEX JAPAN 2017／国際食品・飲料展が開催されました。42回目となった歴史あるこの展示会には、79カ国が参加し、ベネズエラからも2社が出展しました。2社はそれぞれ、Proavenca社（ゴマの輸出）とCream to Cream社（カカオ豆の輸出）で、他にも以下の商品を取り扱っています。

非伝統的輸出品の輸出促進は、ベネズエラ経済の多様化に向けた重要取組みの一つであり、「外貨創出のための新輸出“Nuevas Exportaciones para Generación de Divisas”」政策の一部と位置づけられています。なお、日本は世界第２位のゴマの輸入大国（年間20万トン）であり、ベネズエラカカオの主要な輸入国でもあります。

ベネズエラ企業のFOODEXへの出展は、その製品の高い品質によって日本の市場に新しい取引を開く、実のあるものとなりました。２社とも、根気と進取の精神に富み、ベネズエラの発展に寄与したいとの意思を持っています。

■「スーパーフード」と評価されたベネズエラの食品

日本貿易振興機構（ジェトロ）は2017年3月3日、特に高い栄養価を持つ食品の展示会、「スーパーフード」を開催しました。南米5カ国から企業が出展し、輸入に関心のある日本企業が参加しました。ベネズエラからは、ベネズエラ産カカオ・チョコレートの企業3社が自社商品のサンプルとその分析結果を携えて参加しました。

参加企業：Cream to Cream社、EsaiCa 社、Chocolates Mantuano社

各企業のサンプルは、展示会の前に、日本の分析機関による厳しい品質検査を受けました。その結果、3社の商品は抗酸化物質（ポリフェノール）を含み活性酸素を除去する能力（活性酸素吸収能力値：ORAC）が高いとして、「スーパーフード」であるとの評価を受けました。