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エセキエル・サモーラ鉄道10周年 日本との二国間協力により建設の写真

2016/10/26

エセキエル・サモーラ鉄道10周年 日本との二国間協力により建設

中央鉄道システムのエセキエル・サモーラ鉄道が2006年10月15日に開業してから10周年を迎えました。建設に際して、ベネズエラ政府は日本の国際協力銀行(JBIC)と2005年10月に契約し、約150億円の融資を受けていま...

エセキエル・サモーラ鉄道10周年 日本との二国間協力により建設

中央鉄道システムのエセキエル・サモーラ鉄道が2006年10月15日に開業してから10周年を迎えました。建設に際して、ベネズエラ政府は日本の国際協力銀行(JBIC)と2005年10月に契約し、約150億円の融資を受けています。


エセキエル・サモーラ鉄道は、首都カラカスと近郊のバジェス・デル・トゥイ地域を走る線で、高品質な輸送サービスを提供しています。
合計人口が76万8千人となる6市の軸となっており、現在では一日平均14万人が利用しています。また、この路線には6,905メートルに及び中南米でも有数の長さを誇る「タソン”Tazón”」鉄道トンネルがあります。

全長は41.4キロメートルで、4つの駅があります。(カラカス市のリベルタドール・シモン・ボリバル駅、チャラジャベ市北のヘネラリシモ・フランシスコ・デ・ミランダ駅、同市南のドン・シモン・ロドリゲス駅、クア市のヘネラル・エセキエル・サモーラ駅。)


最高速度は120km/hで、各駅間を次の所要時間で結びます。
カラカス―チャラジャベ市北 17分
カラカス―チャラジャベ市南 22分
カラカス―クア 31分

現在、4両編成の列車13本が運行しており、1本の長さは103メートル、監視システムとCCTVを備え、車両内の様子を監視して乗客の安全を守っています。

なお、これらの車両は日本車輌製造株式会社及び株式会社東芝製のものです。納入にあたっては、JBICが日本の民間金融機関との協調融資により、ベネズエラと2012年12月に契約して170億円を融資。丸紅株式会社を中心とする国際コンソーシアムを通じてIFE(ベネズエラ国営鉄道公社)が購入したものです。

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