世界一大規模なチョコレート品評会でギネス記録
ベネズエラ、ギネスに新しいカテゴリーを開拓し、新記録を樹立
2016年10月1日、ベネズエラのチョコレートがまたニュースになりました。ギネスワールドレコーズで新しいカテゴリーの開設に成功し、新記録として認定されたのです。そのカテゴリーとは、世界一大規模なチョコレート品評会。10月1日~2日にカラカスで開催された第4回チョコレート国際展示会内で達成しました。奇しくも10月1日は「ベネズエラカカオの日」で、縁ある記念日の達成となりました。
ベネズエラに新しいギネス記録をもたらしたのは、「私たちの祖国財団 ”Fundación Nuestra Tierra”」。 品評会には、ギネスに認められた国内の評価者等、約415名の専門家が参加しました。皆、名のあるチョコレートメーカーが要求する基準に従って、世界的に行われるテイスティング方法の訓練を受けており、ベネズエラチョコレート製造者・販売者協会が主催する官能分析講座を修めています。世界一大規模な品評会の公式ガイドラインが最少250名の参加者で足りるとしているところ、「私たちの祖国財団」は400名以上もの専門家を集めました。
今回の品評会では、ベネズエラのチョコレートメーカー、「カカオ・マクアーレ」、「エレンシア・ディビーナ」、「+58カカオ」から出品され、香り、風味、見た目、生産地などによる独自の個性を持った3種類のチョコレートが試食・品評されました。
今回のイベントは、ギネスワールドレコーズの公式認定員であるサラ・カッソンさん立会い、ベネズエラチョコレート製造者・販売者協会のナウディス・ゴンサレス会長指揮のもと執り行われました。サラ・カッソンさんは「ベネズエラが再びチョコレートに関する新記録を樹立し、嬉しく思います」とコメントしました。ベネズエラがチョコレートに関して最初に達成したギネス記録は、2015年の世界一大きなコインチョコレートの製造で、重さ874kg、直径240cm、厚さ20cmのものです。サラ・カッソンさんはこれまでベネズエラが食品分野で達成した他のギネス記録にも言及。世界一大きなアレパ、世界一大きなパン・デ・ハモン(ハムパン)、世界一大きなアグア・デ・パネラ(黒砂糖茶)、世界一大きなアヤカ(ベネズエラのクリスマス料理の一種)、世界一重いアボカド、などといった記録があります。
こちらもご覧ください。
・世界一大きいコインチョコレート
・ベネズエラのカカオとチョコレート
・ベネズエラ料理