二国間関係
Relationship

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ベネズエラと日本との外交関係は1938年8月19日、首都カラカスへの日本公使館開設により樹立されました。1941年から1952年の間は第二次世界大戦により一時中断されていたものの、国交回復後は友情と相互理解のもと緊密な関係を築いてきました。特に、国際協力(経済協力・技術協力等)の分野が特筆されます。今後、政治・経済・貿易・文化といった面で、一層絆が深まっていくことでしょう。

安倍晋三首相とイシカワ大使

ベネズエラにとって日本は戦略地政学上重要な国です。経済、貿易、科学、技術、インフラ、環境保全などの重要課題において、日本が大きな力を有しているためです。

2009年4月、ウゴ・チャベス・フリアス大統領(当時)が日本を訪れたことで、両国の関係は新たな局面に進むこととなりました。二国間レベルでも国際的レベルでも、両国に共通するテーマが多数あったためです。このことを背景として、日本とベネズエラは経済の相互補完を念頭に、協力関係をより多様化・深化すべく努めています。世界全体に目を向けても、両国には緊密に協力して取り組むべき課題が多くあります。例えば、民族の平和的な共存、貧困の撲滅、自然災害の被災国への復興支援、環境保全、気候変動への対応、平和に向けた国際的取組み(特に核兵器廃止や、原子力エネルギーの平和利用への努力を通じて)といった項目が挙げられます。

このような共通課題をベースに、ベネズエラと日本の関係は顕著かつ本質的な進化を見せてきました。この進化の背景には、エネルギー及びその他協力分野において双方の国益に資するプロジェクトを協同して進めることとした、各種取り決めや合意等があります。ベネズエラと日本の協力関係が、エネルギー分野を柱として発展してきた事実からもこのことが見て取れるでしょう。両国は、技術面・産業面で相互に補完し合うという原則に立ち、お互いの持つ力――ベネズエラのエネルギー資源の持つ可能性、日本の高い資金調達力・人材育成力――の恩恵を受けて、二国間関係を発展させています。

ベネズエラ大使館公式SNS

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