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ベネズエラ独立201周年記念コンサート(2012年)の写真

2016/08/27

ベネズエラ独立201周年記念コンサート(2012年)

ベネズエラ独立201周年記念 室内楽オーケストラ・コーラスコンサート
2012年7月5日(木)19:00~ 第一生命ホール
指揮:井上 道義 Michiyoshi Inoue
演奏:東京音楽大学オーケストラ&...

ベネズエラ独立201周年記念コンサート(2012年)

ベネズエラ独立201周年記念 室内楽オーケストラ・コーラスコンサート
2012年7月5日(木)19:00~ 第一生命ホール

指揮:井上 道義 Michiyoshi Inoue
演奏:東京音楽大学オーケストラ&コーラス Tokyo College of Music Chamber Orchestra & Choir
ソプラノ:コロンえりか Erika Colon  メゾ・ソプラノ:鳥木 弥生 Yayoi Toriki
テノール:寺田 宗永 Munenaga Terada バリトン:高橋 洋介 Yosuke Takahashi

ミサ曲ニ長調  ホセ・アンヘル・ラマス作曲

Misa en Re by José Ángel Lamas
1810年に作曲されたフルスケールのミサ曲で、同年4月19日の聖金曜日、当時ベネズエラの総督であったビセンテ・エンパラン将軍が排除され独立に向かっていたその日にカラカス大聖堂で初演されました。室内管弦楽団とコーラスのための曲です。当時のミサ曲と同じくラテン語で歌われています。

ミサ曲ニ長調 ―あわれみの賛歌 Kyrie

ミサ曲ニ長調 ―栄光の賛歌 Gloria

ミサ曲ニ長調 ―信仰宣言 Credo

ミサ曲ニ長調 ―感謝の賛歌 Sanctus and Benedictus

ミサ曲ニ長調 ―平和の賛歌 Agnus Dei

交響詩―ヴィシオン・プレコロンビーナ  エリック・コロン作曲

Visión Precolombina –Un Canto a Venezuela by Eric Colon
「スペインの船乗りたちが長い航海の末、暖かく星輝くカリブ海にたどり着いた。甲板で休む者もいれば星空を眺める者もいる。不意に遠くから笛の音が聞こえ、続いて、先住民の祝宴だろうか、歌声が聞こえてくる(コーラスがペモン族の詩を歌う)。この不思議な歌声は時折途切れつつも辺りを満たす。もう大陸のすぐ近くまで来ているという船乗りの胸の高鳴りをバリトンが歌う。すると、美しい夜空の下、まるで返事をするかのように岸辺から声が響いてくる。夜明けが近づき、彼方で歌われる合唱が止み、地平線の向こうの太陽が水面に浮かぶ先住民の小屋を照らし始めた頃、再び船乗りたちが歌いだす。朝日が夜の闇を押し上げ昇る壮大な景色の中、ついに新大陸が姿を現す。太陽が空高く輝き始めると、コーラスが新世界の神々しい佇まい、ヨーロッパでは想像のできない美しさを高らかに歌い上げる。」
―私(作曲者エリック・コロン)は、初めて船でベネズエラに降り立ったとき、この交響詩と同じ感情を味わった。

この作品は1974年に作曲され、カラカス市により交響曲部門の大賞を授与されました。ゴンサロ・カステジャノス指揮・ベネズエラ交響楽団演奏により、世界遺産でもあるベネズエラ中央大学の講堂で初演されました。

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