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マドゥーロ大統領がベネズエラに対する新たな軍事的計画等を告発の写真

2018/12/19

マドゥーロ大統領がベネズエラに対する新たな軍事的計画等を告発

(大使館仮訳)
 
情報文書
 
ベネズエラ・ボリバル共和国政府は―本日(訳注:2018年12月12日)―市民ニコラス・マドゥーロ大統領が、...

マドゥーロ大統領がベネズエラに対する新たな軍事的計画等を告発

(大使館仮訳)

 

情報文書

 

ベネズエラ・ボリバル共和国政府は―本日(訳注:2018年12月12日)―市民ニコラス・マドゥーロ大統領が、民主主義の安定、国家の安全及びベネズエラ国民の平和を脅かす新たな計画の存在を明らかにする一連の告発及び情報を、記者会見にて国内外の記者に公表したことを発表する。

 

ベネズエラが信頼できる諜報筋から得た情報によると、ジョン・ボルトン米国国家安全保障問題担当大統領補佐官が、軍事的およびテロ的性質を帯びる一連の行動に向けた作戦を担い、指揮しているということである。これら一覧の行動には、ベネズエラの合憲的大統領の暗殺、合法的政府の打倒、及び暫定政府評議会の設置が含まれる。

 

前述の計画には、コロンビア政府及び同国のイバン・ドゥケ大統領が直接的に関与、共謀している。ベネズエラが多種の情報源から情報を得て告発するのは、現在コロンビア共和国ノルテ・デ・サンタンデール県のトナ市の一部地域に、コロンビア人及びベネズエラ人の傭兵734名からなるグループが存在し、準軍事的訓練を受けているということである。

 

このグループの目的は、ベネズエラ・コロンビア間の国境で偽った名目の事件を作り出すことである。ベネズエラ国軍がコロンビアの部隊に攻撃したように見せかけた上、この偽の事実をもとに、軍事危機を引き起こし両国間の対立に持ち込み、ひいてはワシントンが決定しボルトン氏が指揮する介入計画の口実にしようという試みがなされている。

 

ベネズエラが入手した情報によると、ボゴタからわずか112キロメートル地点にあるクンディナマルカのトレマイダ米軍基地、及びバルパライソの南西、フロリダ州オカルーサ郡に位置するエグリン海軍基地においても、同様にベネズエラにおける軍事的及び準軍事的行動に向けた計画、準備、訓練が行われている。

 

ベネズエラには様々な諜報筋から同じ情報が入ってきている。つまりベネズエラの空軍基地に攻撃を仕掛けるため、上述の軍事施設で現在特別な軍事集団の訓練が行われているというのである。その目的は、カラカスから120キロメートルの位置にあるアラグア州パロネグロのリベルタドール空軍基地、カラボボ州プエルト・カベージョの海軍基地およびベネズエラ東部アンソアテギ州バルセロナの空軍基地に上陸し、占領し、中立化することである。

 

ベネズエラの大統領は、コロンビア政府及び米国議会に対してこれらの告発について調査するよう求めた。

「もしコロンビア政府に誠意があるならば、コロンビアのその町で訓練している傭兵らを1時間も経たぬうちに捜査・逮捕することができるだろうが。」とマドゥーロ大統領は述べた。

また、次のようにも述べている。「もし米国に正義があるならば、議会はこれに関して徹底的な調査を行うべきだろう。米国メディアもそのようにすべきだ。彼らには全てを確認するやり方もあるし、情報源もある。私は喋るために喋っているのではない、重大な出来事が起きてしまった後には話さないだろう。」

 

ベネズエラは、当国外務省の再三の呼びかけにもかかわらず、当国政府との対話を拒否しているコロンビア政府の驚くべき姿勢について警告する。ドゥケ大統領は、国民のために国家や政府がいかなる状況下でも維持しておくべき外交的・政治的コミュニケーションチャネルを、全て閉鎖するよう命じた。この無責任な行動の原因は、トランプ政権の対ベネズエラ攻撃計画をもってドゥケ大統領が結んだ取り決めにあると、ベネズエラは考えざるを得ない。

 

ジョン・ボルトンは、コロンビアを対ベネズエラ作戦の基地に変えた。コロンビアは対ベネズエラ攻撃に加わる準備をしており、そのため、最低限かつ合理的な外交ルートを維持することも拒否している。

 

また、同大統領補佐官の計画がベネズエラへの軍事的・暴力的作戦にブラジルを巻き込むものであることを、ベネズエラ政府は告発する。ベネズエラは、国際社会に対して警鐘を鳴らすとともに、ベネズエラにおける暴力的な事案を予告しているブラジルの次期副大統領アミウトン・モウロン将軍の危険で大胆な発言を強力に拒否する。また、概して、ジャイル・ボルソナロ政権に直接かかわる高官の軍国主義的で攻撃的なレトリックを拒絶する。

 

ベネズエラ・ボリバル共和国大統領は、コロンビア軍やブラジル軍が兄弟間の争いに引き込まれないよう、あるいはベネズエラ国民に対する米国の攻撃計画の一部とならないよう願う。

 

ベネズエラの大統領は、次のことについても告発する。ジョン・ボルトンの圧力により、ベネズエラでの機密作戦に向けた米国政府の秘密資金が4千万ドルから1億2千万ドルに引き上げられた。この作戦は軍将校を買収して違憲なクーデター行為に加わらせようというものである。米国政府は、祖国への反逆罪で追われているベネズエラ国軍元将校のオスワルド・バレンティン・ガルシア・パロモをこの買収活動に使っている。

 

ベネズエラは、国の民主的安定、平和、及びベネズエラ国民の自決権を攻撃するこの新たな試みを拒否する。

 

20年前に始まりバラク・オバマとドナルド・トランプが加速させた「政権交代」策は、またしても失敗するだろう。しかし、ベネズエラへの攻撃が想定される上述の情報の重大さ、並びに国民、ベネズエラ社会及び地域の平和への危険を考慮し、マドゥーロ大統領はこれらの事実を国際社会に知らしめ、進行中の計画に関して警告するのが適切であると考えている。

 

トランプ政権によるこの新たな攻撃にもかかわらず、ベネズエラは米大統領と率直で誠実で丁重な対話を持ち、両国関係の状況や理解・共存の形の模索について話し合う用意があると確認する。

 

ベネズエラは、この新しい陰謀に打ち勝つだろう。「私たちは話した。国に、世界に、ベネズエラは揺るぎないことを知らせ、念押しするために。ベネズエラの民主主義は後戻りしない。ベネズエラ人は屈せず、服従しない。私たちは闘い、ベネズエラに平和と民主主義を保証するだろう。」マドゥーロ大統領はこのように述べた。

 

マドゥーロ大統領は記者会見で、紛争を平和的に解決する方針、国際的なテーマでベネズエラが対話を重視する姿勢、軍事面・安全保障面での自衛の方針を確認した。「ベネズエラは決して、いかなる国やいかなる民族をも攻撃することはないだろう。私たちの歴史でもそうしたことは一度もないし、今も決してしない。しかし、罰を受けることなくベネズエラを攻撃できると思っている人々は、悲劇的に間違っている。彼らは何を考えているのか?この地には惜しむ人が、守る人がいないと思っているのか?間違ってはいけない、私たちは彼らに千年後も忘れることのない見本を見せるだろうから。ブラジルであれコロンビアであれどこの人であれ、極右の狂人たちに私たちが尊厳と力の手本を見せるだろう!」マドゥーロ大統領は、断固として述べた。

 

植民地主義の時代は過ぎ去った。ベネズエラは、新植民地主義を押し付けようとする人々に屈しないだろう。私たちは、独立、民主主義、自由の時代を生きている。「私たちは屈しない。服従しない。今日も、これからも。北米帝国とホワイトハウスは、このことを知るべきである!」マドゥーロ大統領はメディアを前にこのように述べた。

 

来る2019年1月10日に、大統領の法律上・憲法上の新任期が始まる。これはベネズエラ国民の主権による決定であり、私たちはこの決定を尊重させる。ベネズエラは、平和と民主主義の道にある全ての陰謀に打ち克ち続けるだろう。

 

原文(スペイン語)

 

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