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ベネズエラ:国際主義連帯拡大の時の写真

2018/03/16

ベネズエラ:国際主義連帯拡大の時

カルロス・アスナレス  ブログ・テレスール2018/03/10
 
ベネズエラ・ボリバル共和国は、国際主義の隊列に連帯の抱擁を巻き起こした。これは、サンディニスタの戦いの絶頂期に、またキューバ革命...

ベネズエラ:国際主義連帯拡大の時

カルロス・アスナレス  ブログ・テレスール2018/03/10

 

ベネズエラ・ボリバル共和国は、国際主義の隊列に連帯の抱擁を巻き起こした。これは、サンディニスタの戦いの絶頂期に、またキューバ革命が引き起こした共感の波と共に生まれた連帯に匹敵する特別で強固な連帯だ。今回、カラカスは、ボリバル革命への共感だけでなく、経済・メディア戦争、そして軍事介入の可能性にまで至る帝国主義の露骨な脅しに対して、「私たちは皆ベネズエラ」ということを実際に示す必要があると考える世界のさまざまな人民の思いを背負った何百もの社会・政治組織の代表団を迎えた。

この2回目の国際会合の主催者は、ニコラス・マドゥーロ大統領、ホルヘ・アレアサ外相、制憲議会のデルシー・ロドリゲス議長と永遠の司令官の兄アダン・チャベス国際問題委員会委員長らを筆頭とする革命の最高指導者たちだった。それぞれが、革命が現在どの段階にあるのか、そして、国際右翼が日々撒き散らしている卑劣なでっち上げのキャンペーンを各国において打ち崩し続けることがいかに重要であるかの説明を行った。

マドゥーロ大統領は、本格的な封鎖に至った経済制裁を通じて米国政府が継続する執拗な脅威について警告した。米帝国はそのために、右翼側に屈した国々の従順な人々に教育を施してきたのだ。これについて、数日前に次回の米州首脳会議へのベネズエラの参加を禁止するよう要求してきたご主人様に膝を屈したペルーのペドロ・パブロ・クチンスキー大統領に言及し、「トランプに尻尾を振る犬ども」の一匹である彼のみじめな役割を強調した。また、マウリシオ・マクリ大統領についても、ベネズエラの心配をする前に、アルゼンチンの怒れる大衆がスタジアムや若者のリサイタル、交通機関、そして劇場や映画館においてまで声をあげている要求に対応するべきだと皮肉った。そして、「夏のヒット曲」に歌われる通りで、この曲は最も男らしいバージョンで大統領の母を想起させるものであるとし、また3月8日国際女性デーでも、現在のアルゼンチンの警察国家状態とマクリの密接な関係を示して、マクリを「彼を産んだ警察」と結び付けようとしていると述べた。

マドゥーロ大統領はリストの最後に「マリアニート」・ラホイ首相を挙げた。ボリバル革命が200万戸の住宅を建設した間に、ラホイ首相は「60万所帯を立ち退かせて、彼らから住む場所を奪った」。またカタルーニャの民主的な国民投票を無効として、フランコ独裁の継続を追認し、人民の自決権を主張した人々を「民主的に」叩き投獄した。

だが、このチャベス派大統領は、300以上の国際主義連帯の代表団が集結した会合の機会を活用して、まずは5月の総選挙に照準を合わせた、そして将来、ベネズエラを地獄に落とそうとする者たちの卑劣な言説を打ち砕くための戦略的武器となる、強固なコミュニケーションの戦いの推進に向け、参加者たちを鼓舞した。

「メディア、ネットワーク、壁」が、大統領が「コミュニケーション革命」と定義するもののために発したスローガンだ。伝統的なもの(文字で書かれた報道、ラジオ、テレビ)、新しいテクノロジー(ツイートからインスタグラムまで)、そして壁や塀にぶちまけられた「下層人民の報道」を統合したこの3つの手段で、まさに、メディアを通じて語ることによって、革命が単に抵抗するだけでなく攻撃へと移行する用意があることを証明する、国内及び国際的キャンペーンが準備されるのだ。

米国と自称リマグループが煽っている「人道危機」や「独裁」といった偽キャンペーンを打ち崩すことが不可欠となる。そのためには、コミュニケーション部隊の働きによって、右翼が隠している真実を示さなければならない。ネオリベラリズム体制の国々では、家を持たない人々、道端で眠る家族、ごみ箱を漁って食べ物を探す人々、教育を受けられない、あるいは初等段階で放棄する子供たちが増え続けている。また、連帯する医師の存在がありながら病院には必要不可欠な資材が不足していたり、貧民街では軍や警察の支配が日常化し、「トリガー・ハッピー」すなわち最も貧困な人々が後ろから撃たれることがますます広がっている。これは、アルゼンチンからメキシコまで、米国までも含めての、一つの現実なのだ。すべての住民が知っているこの現実を、政府は覆い隠そうとしている。そして、まさにこの局面から、マクリやテメル、クチンスキーのような者たちはベネズエラを侮辱しているのだ。従って、戦闘は二つのルートで行わなければならない。一つは、いわゆる「民主主義者」とは、彼らの何人かが最近のホンジュラスの例のように不正規なあるいは不正な選挙で選出された者であったとしても、独裁以上のものにすぎないことを、世界に示すことだ。

これと並行して、ボリバル革命の真実の姿を、毎日繰り返し粘り強く主張することが必要だ。教育、保健、住宅については、南米大陸の右派政権の国々より何光年も進んでいる。この両方の方法での攻撃に当たっては、正しいデータに依拠し、また服従的な姿勢を打破しなければならない。ベネズエラにおいて、最貧困層の住民、そして中間層までが、医薬品の欠乏に苦しみ、あるいは流通の不足から必要な食料品を購入することができずにいることは明らかだ。これは計画の誤りや、すでに罰せられている汚職という陥穽によるものではない。メディアによるテロリズムのキャンペーンが示そうとしているような政府の責任ではなく、58年前のキューバの苦しみを思い起こさせるような、いや、さらに酷くなる恐れのある、冷酷極まりない封鎖によるものだ。この封鎖は、世界のほとんどの人々が知らないか、知っていたとしてもその結果を軽視しているものである。国際市場での各種製品購入を妨げ、あるいは航空会社の運航停止、そしてすでに何年間も続いている日常的な供給拒否などの攻撃だ。

従って、左翼と定義される人々からの、無条件の連帯の約束をさらに多く取り付けることが重要となる。つまらない難癖をつけたり些細なことを批判して気晴らしをする時ではない。今なすべきことは、先ずもってベネズエラを孤立させようとするトランプとEUの企みを打ち破って革命の継続を死守し、4月にリマで開催される米州首脳会議においてベネズエラの声に耳を傾けさせて最初の戦いに勝利すること、そして5月20日の投票箱をチャベス派の票で一杯にしてマドゥーロを大統領の地位に就かせることだ。勝利への指針を遂行することが緊急課題である。メディアとネットワークを帝国の嘘を打ち砕くための壁と化し、資本主義の残酷さを告発する言葉を壁や塀に記して、必ずや達成する勝利を守る備えを固めることだ。

(https://www.telesurtv.net/bloggers/Venezuela-La-hora-de-aumentar-la-solidaridad-internacionalista–20180310-0002.html)

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カルロス・アスナレスは、紙媒体及びデジタル、ラジオ、TVのメディアで活動するアルゼンチン人ジャーナリスト。国際政治に関する著書多数。レスメン・ラティノアメリカーノ紙編集長。ラテンアメリカと第三世界に関する考察と討論の分野でのボリバル主義教授会コーディネーター。

 

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