News & Events

  1. HOME > 
  2. ニュース & イベント > 
  3. ベネズエラ国会、またも定足数を満たさずに休会。 ベネズエラでは本当に国会が制憲議会に取って代わられたのでしょうか?
ベネズエラ国会、またも定足数を満たさずに休会。 ベネズエラでは本当に国会が制憲議会に取って代わられたのでしょうか?の写真

2017/09/01

ベネズエラ国会、またも定足数を満たさずに休会。ベネズエラでは本当に国会が制憲議会に取って代わられたのでしょうか?

ベネズエラで立法権を担う国会で8月29日に予定されていた会議には、55名の議員しか出席せず、法律で定める84名の定足数を満たしませんでした。
 
国会で会議を開会するために必要な定足数を満たさな...

ベネズエラ国会、またも定足数を満たさずに休会。ベネズエラでは本当に国会が制憲議会に取って代わられたのでしょうか?

ベネズエラで立法権を担う国会で8月29日に予定されていた会議には、55名の議員しか出席せず、法律で定める84名の定足数を満たしませんでした。

 

国会で会議を開会するために必要な定足数を満たさないという事態は、3週間続いています。ベネズエラでは2015年12月に議会選挙が行われ、2016年1月に現国会が設置されて以来、国会では野党が大半を占めています。その野党の議員数は代理議員を含め109名であることを考慮すれば、この事態は説明が困難です。

 

同様に、ベネズエラの野党指導者の制憲議会に関する非難も、理解が困難です。野党指導者は、設置されて1か月になる制憲議会が、国会の機能を奪い、国会に取って代わったと、これは上からのクーデターであると非難しています。しかし、こうした非難にかかわらず、野党指導者は会議を招集し、審議日程を公表し、外部からのアクターを会議に招聘してきました。そしてそれは、カラカスの議事堂で行われています。

 

ベネズエラの国会は夏休みの中止を決定し、野党議員は「憲法を守る」ために国会を常設会期とすると宣言していました。しかしながら、議員の意欲と責任感の欠如のために、またもやその活動が中断されました。国会の議長であるフリオ・ボルヘス議員は、欠席議員のリストの公表を命じ、国会議員に対して公に「ベネズエラ国民によって選ばれた者たちよ、議員としての義務を果たし会議に出席するように」と呼びかけました。

 

ニコラス・マドゥーロ大統領もまた、この議会の行動に対し、最も最近会議が休会となった翌日に、次のとおり発表しました。「国会は解体されていないし、今後も解体されることはないと、世界中に知っていただきたい。ブルジョア階級のオリガルキーによる国会は、自己消滅しようとしている。(中略)野党議員は109名だ(必要とされる定足数を25名上回る)。(中略)今年に入ってから10回も定足数を満たしていない。これで国を運営する意思があるのか?国会運営の仕方が分からず逃げ出したのか?(中略)去年は45回も定足数を満たさなかった。」

 

ベネズエラの国会と制憲議会は2つの別々の機関であり、国内が政治的に緊張した困難な状況にある中で、共存していることは明白です。ベネズエラには異なる機能を持つ機関が存在し、これら機関の間での対話を育む必要があることは否定できません。

 

2017831日、駐日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館

ベネズエラ大使館公式SNS

Friends of Embassy

SHAREこの記事をシェア
  • facebook
  • twitter
  • Google+
  • Pinterest