セシリア・トッドの日本ツアーが終了
ベネズエラ出身の高名な歌手、セシリア・トッドの日本ツアーが8月31日、ライブハウス渋谷WWWでの公演をもって大盛況のうちに終了しました。
セシリア・トッドは今回、日頃から共に活動し気心の知れたバンドメンバーとともに来日。ベネズエラのフォルクローレやアーバンミュージックを数多く披露して日本の観客を大いに楽しませました。今回来日したのは以下のメンバーです。
・ ヘスス・レンヘル(バンドーラ、マンドリン、クアトロ)
・ ウィルメル・アルバレス(ギター・マラカス)
・ エドウィン・アレジャノ(コントラバス)
・ ウィリー・マジョ(パーカッション)
今年の来日ツアーは、富山県南砺市で開催された音楽フェス、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドの招聘によるもの。スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドは今年で26回目となる歴史あるワールドミュージックの祭典で、今回は世界中から50名以上のミュージシャンが集いました。ラテンアメリカからはセシリア・トッドの他にアルゼンチンのアーティストが参加し、最終日の東京・渋谷での公演で共演しました。
セシリア・トッドとバンドメンバーは、日本で唯一の学生ベネズエラ音楽合奏団、エストゥディアンティーナ駒場(外部リンク)の面々の多大な尽力により、南砺市と東京都でワークショップも開催。ワークショップでは、歌、マンドリン、ギター、バンドーラ*、クアトロ*(*いずれもベネズエラの民族楽器)、アフロアメリカ系打楽器についてのレクチャーが行われ、美しいベネズエラ音楽に寄り添う日本の若者たちの心に財産を残しました。
このような機会がこの先も数多く実現し、ベネズエラと日本との友情と連帯の絆がさらに深まっていくことを大使館員一同期待し、確信しています。
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