社会開発
Social Development

ベネズエラにおいて、社会開発の取り組みは主に貧困撲滅を目指す手段となってきました。ウゴ・チャベス前大統領時代に始まり、ニコラス・マドゥーロ現大統領のもとでも引き続き実施されています。より平等、参加型かつ包括的な社会を作り人材の力を高めることによって、生活の質を向上しようとするものです。

この取り組みは「ミシオン」と呼ばれる低所得者向け社会開発プロジェクトで、2003年に政府の出資により始まりました。教育、健康、食糧、職業訓練、住宅など生活の基本となる分野で困難に直面する人たちの緊急的な要請に対処することを第一義的な目標としています。ミシオンを通じて、医療関係者、教育関係者、その他社会的な職に従事する人が貧しいコミュニティーにも行き渡るようになり、重要かつ基本的な福祉サービスが無料で提供されてきました。

ミシオンの有効性は証明されており、国民の高い支持を得ています。貧困率の低減、識字率の向上、貧困層の住宅ローンへのアクセス向上、ジェンダー・人種問題の解決、地域コミュニティーの自立支援などのための総合的な解決策を提供するとともに、国民の中にコミュニティーの一員としての社会的意識を芽生えさせました。

様々な種類のミシオンが実行されており、いずれも貧困率減少の鍵となっています。主要なものを以下に列挙します。

ミシオン・ロビンソン(識字率向上プログラム)、ミシオン・バリオ・アデントロ(「居住区に入ろう」計画/無料診療プログラム)、ミシオン・ミラグロ(「奇跡」計画/眼科治療プログラム)、ミシオン・メルカル(低価格での食料品提供プログラム)、ミシオン・ブエルバン・カラス(「向き直れ」計画/失業者・インフォーマルセクターの労働者などへの訓練プログラム)。

各種計画の中でも、グラン・ミシオン・ビビエンダ(住宅建設計画)は特筆に値するでしょう。2011年に始まって以降2016年上半期までに100万戸以上の住宅を建設してきており、2019年までに300万戸の完成を目標としています。

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